キツイ ラク
人は何かをする時、自分の当たりまえ基準でキツイ、ラクを決めています。自分にとっての
当りまえ以上であればキツイになりますし、自分にとって当りまえ以下であればラクになるのです。
しかしながら、自分のあたりまえ基準が自分のものなのか、他人のものなのかを解っていない
(分かちていない)人がいます。そんな人は当りまえを何となく数の多い常識と考えています。
問題は何が正しい常識なのかではなく、あたりまえの基準を動かせるかなのです。基準を
動かせる自分を持つかなのです。自分のいる場所で賢く決めることです。賢くない人は
当りまえを何となく皆がしそうな基準で働いたり、動いたりしますが,評価は±0です。
ちょっと失敗すれば評価は-となります。賢い人はちょい足すをやります。皆より
ちょっと足してやるのです。「自分だけなぜやるの?」と言わずにやってみることです。
他者との関わりでうまくいくコツですし、失敗しても「人間やからミスもある」と言って
もらえます。腕立て伏せを毎日100回やる人は、200回やるときついかもしれませんが
やってない人は10回やってもきついものです。何回やるのが当りまえの常識なのかは
わからないのですが、店の人に30個運んでと言われた時、早く終わらせて「もうないですか?」
言えるようにちょい足しできれば、バイト代アップになるでしょう。