悩みごとや困りごとがあったとき、他の人への要望であることが多いことがあります。


　自分に対して他の人がどう反応するのか、自分が望んだとき他の人が応えてくれるのか


　などです。自分のいうことをきいてくれないと悩む人が考えなくてはならないのは、


　自分の要望を自分で解消できずに人に押し付けていることです。ほかの人が私の


　要望に応えてくれないのは、私が悪いからという人もいます。


　こういった人たちは私は変わらないといっているのです。「悩んでいます、


　困っています」で終わらずに、解決する動きが大事になります。まず一つで


　いいから目の前のことに対しての態度を変えてみることです。ハードに走る


　ばかりでなく、丁度いいくらいで走ってみて「生き易さ」のコツをつかむのです。


　きちんと真面目にやるだけがうまくいくわけではありません。まじめもふまじめも


　両方大事でちょうどいいのです。ズルさも大事と思えればどこでも生きてゆけます。


　ある時はおおざっぱに、ある時は細かくできることがどこでもやっていけるコツです。


　誰かに面倒見てもらおうとする人は面倒くさい人といえます。面倒見てもらうほうが


　楽と考えるのは大間違いです。面倒くさい人はどこでもやっていけません。


　態度と考え方は別です。考え方が変わらなくても態度は変えられます。いつも本音で


　生きるより、建前の態度を変えてみるのも大切です。