判断の仕方
判断がつかずに困っているときは、何々しようと思っている状況があり,それに対して
自分がどうあるのかが問題です。自分が接するものに対してどうしたらいいのか
わからない人がいます。困ってしまう人は立ち止まり、戸惑い動かなくなります。状況や場、
出来事や雰囲気を読み取り、色々と浮かんでくることの中からできることを思い浮かべ、
何ができるのか、できないかを考えていくものです。この時、人は毎日どうやって生活して
いるのか、何を考えているのかで対応が決まります。例えばランニングするとき、適当に
考えてやっていれば適当な人間になりますし、面倒くさいと考えていれば面倒くさがりの
人間になります。金曜日は朝のランニングから始まり、食事、写経、下坐業、授業、坐禅、
プロレス、空手、入浴となりますが、「きつい 早く終わらないかなー」と考えている人と、
目の前のことにどんな意味があるのか考えている人では、数か月で差がついてしまいます。
「立派になるぞ」という大きな目標を立てて安心して、目の前の小さなことを何も考えずに
いるのは賢くありません。「考えている通りの人間になる」毎日どのように考えて生活
しているのか本人にしかかわかりません。強くなる生活、自由な生活を手に入れるため
今、考えることがあるのかもしれません。