「流される強さ」「流されない強さ」は、先の教え、後の教えですが

　昔から伝えられている強さの話です。舟が川を流れてゆくとき、

　舟は強くしっかりとしてないといけません。舟は流される強さが無いと、

　身内では甘えて、仲間内ではわがままを言う人になり、先輩や怖い人から

　無理を言われても断れません。自分の思うとおりに川は流れていないので、

　周りの人も世の中も思う鳥にはなりません。困る、だまされる、傷つけられる

　人たちは、舟が脆弱なのです。「変な人について付いて行ったらだめですよ」は、

　後の教えについてですが、何に流されて、何に流されないのか。答えは日々舟を

　強くすることです。目の前のことを一生懸命やることです。強くなったら人

　にやさしくできます。困った人を助けるのは当たり前、頑張ってないやつに

　「頑張れ」と言えたら大丈夫です。手前から船づくりを頑張っていきましょう。