「自分だけじゃない」という人は非常にだまされやすいという

　特徴があります。次にその人たちは「何かを頑張りたい」という

　約束事や決まり事を決めても、「朝起きれないのは自分だけじゃない」とか

　「テストが悪いのは自分だけじゃない」と約束の紐を緩めてしまいます。

　前に進もうとするとき、自分より下方にダメな人は必ずいるので「自分だけ

　じゃない」と思ってしまうのです。何かを頑張ろうとするとき、いきなり

　ビッグになろうとしたり、高い目標を決めるのではなく，何かやることを

　決めたら、誰かと「小さな約束」をして、毎日少しづつやってみることです。

　そして自分の中で小さな約束をできる人間になることです。座禅の時、背筋を

　伸ばすだけでもいいかもしれません。自分でコツコツと小さな努力を続けていけば、

　誰にもだまされることのない人間になれるでしょう。