和
対人関係では「調和」が必要です。これは必ず身に着けていかなくては
ならないものですが、なかなか難しいものです。仕事をやるとき
「早くーゆっくり」「丁寧にー雑に」「細かくー大胆に」「よく考えてーすぐ動く」
などの選択肢があります。 今、職場で上司から「早くやれ」と言われて
やっている時、「きちんとやらんか」と言われると,素直に「ハイ」と言えません。
「早くやれ」と言われてやっている時、言われると頭にきてしまいます。これはまだ
子供の証明です。人は成長していない「子供」が嫌いなのです。お店で水に氷を
希望したお客さんに「向こうにあります」は,間違ったことはやっていませんが、
周りの人が助けてくれる人にはなれません。「よく考えろ」と「いつまで考えて
るのか」は矛盾していないのです。どれくらい考えるのかのバランスであり
タイミングなのです。人づきあいはまず人に慣れることです。そしてたくさん
経験して失敗することです。人が困っている時、どこで何を困っているのかを
合わせることができれば、人にも助けてもらい、頼る方法も見つかるでしょう。