長短
「長いものは長く、短いものは短く」は、長いものは長く、短い
ものは短く考えるということです。長いものでは、人づきあい、仕事、
などで、食事や衣服、住居なども一生続くものですから、これに入ります。
短いものは受験や資格などで、永遠に続くものではありません。
大事なことは長短の判断を間違えないことです。長いものはコツコツと
やり、短いものはそこで終わりですから、グット力を入れてやることです。
5キロ走を走るときに、「俺はプロの選手になるわけじゃないから意味がない」と
いうのは、長短の勘違いで一年間という期間が決まっているので、がんばって
走ることです。長いものか短いものかを判断して、力の入れ方を判断するのです。
コツコツやる長いことは一生続けるもので、人として、大人として成長につながります。
お寺に入門するつもりはなくても、座禅をしっかり一年やれば、それは人としての成長に
つながりますから、頑張ってゆきましょう。