重心
その時間をどう過ごすのか? 授業をうけている時、姿勢が悪いのか、
話を聞いていないのかは本人にしかわからない時があります。抜けている
ところは周りから見てもわからないことがあります。あまり傾いていれば
他人にもわかります。抜けどころを考える重心として考えることです。自分の
抜けているところを修正してゆくことです。いいところを伸ばして生きて
ゆきたいという人もいますが、近くの人は抜けどころを見るものです。
「僕は悪くありません」「野球を頑張っています」という人も家の手伝いを
していないのは問題でしょう。いいところを切り取って見せるのではなく、
抜けどころを意識してバランスをとってゆくことです。力みかえってしまうと
続きませんから、毎日少しずつ続けることです。稽古の稽は考えるということ、
鍛錬は鍛えることですが、字をきれいに書くことも、毎日稽古して鍛錬すれば
必ず美しい字になるでしょう。あなたの重心はどこですか?