苦労
最近の父母は「こどもに苦労をさせたくない」と言います。勘違いして
欲しくないのは「つらい思いをさせたくない」というのは分かりますが、
本当は苦労をした方が楽になるのです。苦労は自分が出来ることを増やす
ことですから、苦労したくないと言って、自分でできる事をやらなければ
本当に苦しい時がやってくるのです。子供の世話を良かれと思ってやり
すぎると、一人になると何もできない子になってしまいます。子供の
できる事を取り上げてしまうと世の中に出て生きてゆくのがつらくなります。
辛い思いをさせたくないから苦労をさせるのです。自分が出来ることを増やせば
楽になりますし、減らせばつらくなります。十代はいくら苦労しても大丈夫ですし、
正しくやれば見返りも期待できます。親より立派になるために、苦労をして欲しいのです。
勉強できない子はつらいですし、運動できない子も辛いです。今、きつくても勉強し、
きつくても運動することが大切です。いつの日か自分のことをやるだけでなく、
他の人のことも自分がするようになれば最高です。
親より子供への言葉 「俺より苦労せーよ」
しまうと