考えどころ
何を考え、何はそんなに考えなくてよいかは、いつの時代も、どこでも
探っていました。人間関係や進学、就職で行き詰まる人は、考えることと
考えなくてよいことの順逆が、ひっくり返っているのです。日常は衣、食、
住ですから当たり前に大切ですから考えましょう。健康や人間関係や人間形成は
毎日の暮らしの中にあります。食事の食べ方や着るもの、暮らす部屋は目につきます。
考えなくていいことを考える人がいます。「挨拶はどうしてするのですか?」
「敬語はどうして使うのですか?」何でと理由がつかないと、変えられない人
はすでにこだわっています。早く走っても成績が良くても嫌われる人がいます。
人間性の問題でしょう。日頃のその人が宜しくないのでしょう。どうして掃除
しなくてはならないのですかと悪態をついてを理屈をこねていると嫌われます。持久走で
面倒くさそうに走る人や、いつも一番にこだわる人は器の問題を考えてみることです。
走りたくなくてもとりあえず爽やかに頑張っているように走ることです。たまには
サボってびりもいいかもしれません。頭を使うところを考えてバランスを取ることです。
いい加減やいい塩梅(あんばい)は中々難しいのです。理屈っぽく悩まずにいい加減に
やることです。大人になったら好意を持たれなくても好感を持たれるよう、嫌われても
嫌悪感を持たれないように。