協調性と独立性
協調性は他の人と一緒にやれることであり、独立性は他の人に頼らずにできると
いうことです。協調性のある人は、言い換えれば誰かの手を借りなければならない
かもしれませんから、他人の手を煩わせることになり、面倒くさい人になる可能性
があります。また、独立性の強い人は「僕は社会人として大丈夫です」と言って
人の話を聞かなければ、周りがイラついて他の人ともめることになります。
協調性だけでも駄目ですし,独立性だけでもうまくいきません。
よく勘違いするのは、別々に磨こうとすることです。山の中で一人で坐禅するのは
勧めません。皆と一緒にやりながら周囲にも気を配ることです。
「他の人とうまくやっていける自信があるのでアルバイトは大丈夫ですよ」と
言っても、仕事ができなければうまくいかないでしょう。
場面、場面で協調性と、独立性を切り替えてゆくタイミングが難しいのです。
受験勉強しているから家族と食事しないとか、家事で忙しかったから勉強でき
なかったというのもおかしいのです。いつもセットで考えて生活の中で意識して
磨いていくことです。今,ドリブルですか、パスですか?