孝経
「身体髪膚 之をを父母に受く 敢えて毀傷せざるは 孝のはじめなり」
親から受け継いだ身体を、次にきちんと届けなければならない。だから
体に傷を入れたり、模様を描いたりすることはいけないという教えです。
日本は長く儒教道徳を大切にしてきましたから、教えは学校の校則にも
残っています。中学生の丸坊主が少なくなってきましたが、時代の流れの中で、
文化はゆっくりと変わってゆきます。茶髪でピアスの女の子は普通に見かけますが、
銀行の受付には中々見かけません。公立の学校は伝統や文化を教えるところですから
理不尽なことはたくさんあります。おかしなことは変革が必要ですが、
それは30年単位で変わってゆくのでしょう。