自律神経
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」という2種類の神経から成り立っています。
交感神経は車で言えばアクセルで、この働きが上がると、血管が収縮して、血圧が上がり
気分はアクティブになり活動的になります。副交感神経はブレーキで、この働きで血管は
緩み、血圧は低下し、気分はゆったり冷静な方へと向かいます。この二つの働きをベストな
バランスに保つことが大切です。ストレスや不安や恐怖は副交感神経に打撃を与えるので、
圧倒的に交感神経優位となります。自律神経の乱れは心=体の不調を招いてしまいます。
はっきりした原因もないのに、なんとなく調子が悪い、上手く出来ないのは自律神経の乱れです。
自己コントロール力の強い人は、自律神経のバランスのコントロール力の強い人だと思います。
呼吸法はバランスを整える一つの方法です。3,4秒間でゆっくり鼻からすって、8,10秒間で
ゆっくり口をすぼめて吐くことです。何かが起きたらこの呼吸法にすると落ち着いてきます。