批評
批評の代表的なものは、好き嫌い,損か得か、善か悪かなどですが、
自分以外の他者に沢山の批評をすると、人間の癖で自分がやったような
気になるのです。やったつもりになると疲れます。大学の先生の講評
している人は勉強したつもりになっていますし、他の人の批評する人は
実際には動いていないのですから、本当にやりたいことが見つかっても
動けないことになってしまいます。大事なことは事実に目を向けることです。
四月に入社して六月に「この会社は向いてない」とやめる人が出てきます。
じっくり時間をかけてバタバタせず、やり通してみることです。掃除を
どれだけしたのか、運動をどれだけしたのかが大事なのです。合うとか
合わないとかばかり言う人は、やる前から事実を無視しているのです。
武田信玄の部下を二つに分け、一方は弓矢の打ち方を討論させて、一方は
何もせず競争させたところ、何もしない方が勝ったそうです。