いの一番
一番最初にプロの入り口にあるものが「いの一番」です」。
料理の世界では、例えば毎日3時間包丁を研いだり、ジャガイモの皮むき400個
だったりしますが、それは超地味な世界でアマチュアの世界には無いものです。
半年で大工をやめた人は地味な作業が「自分には向いてない」と思われたの
でしょう。「いの一番」は3年かかるものです。アマチュアの腕自慢は永遠に
「いの一番」がないので、「昔、天才 はたち過ぎればただの人」になって
しまいます。プロの一番地味な土台の作業をやってみることです。
器用で能力のある人は、地味な「いの一番」を避けてしまいます。
不器用でも能力がなくても、3カ月、3年とやると何となく身に付くものです。
イロハニホヘトの「イ」がしっかりすると、ロハにと伸びていきます。
好きなことだったら続くかもと、好きな分野を入り口にしますが、好きなことを
やっていると金になりません。挨拶 お辞儀 料理 工事 運動など何でも
やっておくことです。全般揃えることができたらプロを意識してみるのも
良いでしょう。「いの一番」を手に入れるには、スクールや学校は良いとこかも
しれません。