頼
自分が他者と触れ合って生きてゆくとき、己や自分は自分の枠から
出てはいけません。頼り癖のある人はあった人に頼るので、優しい人には
甘えますし、嫌な人や厳しい人からは逃げます。どんな人かによって
態度を変えるので、本人は疲れてしまうのです。他者に踊らされる人は疲れて
引きこもることもあります。「己を決める」ことです。自分が出会う人が
誰であっても「己を決める」「自分がどういうものかをきめる」ことです。
他者からの情報は、よく見て、よく聞いて己を決める参考にするべきです。
自分で決めてやろうとする時、出来ないことはたくさんあります。その時は
「自分は出来ません」ときちんと頭を下げてお願いすることです。頼る人は
実は頭を下げないのです。自分のことは自分で決めるのを自覚することです。
気分のいいところばかり歩いて、楽しようとする人は困ったことになります。
好き、嫌い、面白い、面白くないの気分で決めるのではなく、自覚で物語を創るのです。
人のせいにする甘えや頼ることから、自分を律する「自律」が大切になります。
[自律するぞ]と思えば一瞬で人は変わります。あなたの自覚を期待しています。