個人
暮らしている社会が危機的な時に大事にされるのは全体です。
強い方がいいので皆で同じことを行うのです。戦争の時は行進が
行われます。皆と同じことをするので私と周りとの違いは気持ち、
心になります。社会が元気になるとき、国ではなく集団に従う様になり、
会社の社長の言いつけ通りに働くので、やることは一緒でここでも違うのは
気持ちとなります。三番目に安定して多様化の時代になります。多様化は
自由の表現ですから、個人の区別が楽になります。この時に起こるのが前の
時代に大切にされてきた「気持ち」が無視されるようになるのです。
会社の面接で「気持ちが大事」にされた時は「一生懸命頑張ります」で
良かったのですが、「今、君は何ができますか?」「うちの会社で何をしたい
のですか?」気持よりも行動、実行が大事にされる時代になってきました。
自分一人ではできないことが多いので、対人関係や実行の組み合わせが大事に
なってきます。多様化は自由を、自由は行動を引き出します。私を表現するのは
「気持ち」ではなく「行動」なのです。もちろん行動の責任はあります。
最初の段階は今のウクライナかも知れません。学校生活は次の段階でしょう。
これからの社会に備えるために,そこで生きてゆくために学校時代があるのかも
しれません。