下地と裏打ち
世の中には本物と偽物があります。
本物は三層構造であり、偽物は一層構造となっています。
本物の三層構造の一番下の一層目が「下地」となります。
下地の内容は料理、洗濯、掃除、針仕事、片付けなどの家事です。
二層目は知識や情報となります。
三層目は仕事となっています。
一層目の下地である家事は気力や体力や根気がが必要であり、
細やかさや丁寧さ、大胆さも必要となります。
家事はやり方によって差が出てきます。
知識や情報はその上に来ますから、スタートは家事からとなります。
知識や情報だけの人は、二層目だけですから偽物となります。
知識や情報の上の三層目の仕事は、気力や体力が必要となります。
三層構造にしておけば大丈夫と証明されますから、裏打ちされます。
知識や情報があって偏差値が高くても、片付いていない弁護士事務所や
掃除が上手く出来てない料理店は経営が上手くいかないでしょうから
仕事になりません。知識や情報や資格は、その職業、立場の人は皆が
持っているから差が出ません。
仕事は下地が9割、知識は1割です。
「将来、料理の資格を取って店を開きたいです」
料理人は皆、資格を持っているので資格を取るだけでは差が付きません。
差が付くのは家事です。きちんと片付いたお店で食事したいものです。
家事は暮らしてゆく土台であり、生活の中にあるものですから、いつでも
出来ます。家事の質が上がれば仕事の質が上がります。
味噌汁がおいしく出来たら試合に勝てます。
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