2019.11.15
嶋田聡の今週の一言
「下-中-上」は前-中-後です。勉強で言えば予習-学習-復習となります。
問題は「中」しか考えてない人がすごく多いことです。
「中」は仕事や学習になりますが、前と後ろがないのがマズいのです。
頭(下 前)-胴(中 身)-足(上-坐)において,頭下部分では何かをする前にしっかり頭を使うことです。
手前を作る、下拵(ごしら)えするのです。整えて置くことです。
マッサージを試合後にやる人がいますが、前にやっておくべきです。
胴中部分は楽に簡単にやる事です。楽に簡単にやるために前があるのです。
その場になって頑張るのを力みと言います。真ん中に詰め込まないことです。
詰め込むと故障したり、「うまくいかないと才能や運動神経がないのじゃないか」と考えてしまいます。
真ん中に詰め込まず前後に広げることです。負担をかけないようにすることです。
足上部分はこれからの事を考えることです。
練習や試合が終わった後、課題があればいつまでにそれを克服するのか目途が立てられれば、翌日の練習が楽になります。
プロの選手は前に1.5時間から3時間、トレーニングの終わった後、1.5時間から3時間かけています。
サッカーのクリスチーナ・ロナウド選手は試合後ドリブルやフリーキックの練習を2時間やるそうです。
野球の新庄選手は夜中の3時から指立ての倒立を繰り返していたそうです。
前中後にそれぞれ3時間かけても9時間、一日でまだ16時間もありますから大丈夫です。