一方的
たくさんの人がいる場面で良くないのは、自分に意地悪な人はかならず意地悪な人で、
その人に優しくされたら、優しい人と思ってしまうことです。他人についてどう思うかは
自分で決めることなのですが、優しい女優はかならず優しいはずと思いこみ、金メダルを
取った人は立派な人格者と思ってしまうのは、自分で決めているようで、実は周りの思い
込みに乗せられて、決められているのです。優しく見える女優は脚本家の作ったセリフを
しゃべり、監督の指示で演技しているのですから、その女性が事件を起こした時に、かってに
信じたのに「裏切られた」と軽くて安い言葉を発します。他人を丸い円とすれば、ある角度から
だけ見て決めるのではなく、沢山の角度から見て決めることです。他人と同じく自分を見るときも、
その時だけを見て決めるのも、ある角度からだけ見るのと同じです。勉強は嫌いで苦手だと思って
しまうのは早とちりです。ゆっくり自分を育ててゆくのですから、いつまでも英語が嫌いでは
ないかもしれません。今からどうなるかわからないですから、あせらずじっくり考えてみる
ことです。