お知らせ

2022.5.23

父母の言葉

アンドロニコス母

幼稚園の時に、病院の先生から息子に会う学校は日本にはなく、特に集団行動を

 小学校と中学校時代は、彼にとって最もつらい9年間になると言われ、インターネットでは、

 日本の学校では才能を潰されるとか、理解者がいないことに孤独を感じ自殺する等、未来に

 希望が持てないような現実を叩きつけられ、目の前が真っ暗になりました。医師からは

 家の近所の公立校に行くしかないと言われ行かせましたが、毎日泣いていやがる息子の手を

 無理やり引っ張って教室の前まで送ること1年3か月、ある日ふと、私はいったい何をして

 いるのだろう、学校ってこんなに泣きながらいく所だっけと思い立ち止まりました。

 その日の夜、もう明日から学校に行かなくていいよと話すと、息子は心から安堵した様子

 でした。幼稚園の先生から、「彼を環境に合わせるのではなく、彼に会った環境を見つけて

 上げてください」と言われたことも思い出し、公教育の歴史から子どもの発達等、本や

 セミナーで勉強し、他県のオルタナティブスクールへ見学や体験をし、必死に諦めず探しました。

 数が月後に福岡に会う学校を見つけ引っ越しましたが、息子が小学校6年の夏に、さらに成長

 できる学校を探していたところ、ずっと探し求めていた学校が見つかりました。それがフリー

 スクール玄海です。早朝2キロのランニングから始まり、サーフィンやプロレス、空手に水泳等

 の運動で心が軽くなり、ダンスや音楽を通じて仲間と楽しい時間を過ごし、合宿や京都の一燈園、

 ハーフマラソンやプロレス大会等のイベントで、狭かった視野が少しずつ広がっていきました。

 自分軸で生きる強さと他人を思いやる優しさをたくさんの先生から教わったのだと思います。

 とても反抗的だったのですが、今はだいぶ柔らかく頼もしくなりました。本当に玄海の皆様の

 おかげです。ありがとうございました。


























 








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