発達障害ADHD
小中学校に通っている生徒の野6.3%が「知的発達の遅れはないものの、特別な教育支援を
必要とする」そうです。その内訳はLD(学習障害)が4.5% ADHD(注意欠陥多動性障害)が
2.5% 広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー症候群)が0.8%となっています。精神遅滞は
1.6%ですから、約その4倍の生徒が何らかの発達障害を抱えながら、通常学級に在籍しています。
この中で、ADHDは日本語では注意欠陥多動性障害と訳されています。落ち着きがなく、注意力散漫で
時に衝動的行動をとることがある障害で、人口の3~5%いるようです。ADHDの子供は、人の表情を
読んだり、気持ちを察したり、その場のルールを理解することはできます。しかし、わかっていながら、
自分のふるまうべき行動がすみやかに取れないことが多いのです。経験的に言えば人間力がついてくると
我慢や人の話を聞くようになって、面白い子になってゆくようです。暗いADHDはダメですが、明るいADHDは
皆から愛されるようになっていきます。