お知らせ

2022.3.23

フリースクール玄海の日常

孤独

日本人には同調圧力の強い国民性があります。学校では「仲間はずれをつくってはいけない」


 「皆で仲良くするべき」という風潮が強くなり、「友達が多い」「誰とでも仲良くできる」人こそ


 素晴らしいという認識が広がりました。しかしながら、中高生の頃は一人で物事に向き合い、内省


 することで精神的に成長する時期でもあります。孤独な時間を楽しめるのは大事なことなのです。


 多数派に合わせなければならないプレッシャーについていえば、多少仲間から外れたとしても、


 「自分は自分」という感覚を持つことです。そのために自己を確立するために孤独と向き合うのは


 悪ではないのです。人に合わせると孤独を感じないというのは錯覚で、人に合わせすぎるほど孤独を


 感じるものです。孤独感や疎外感に対処するには「自分」をしっかり持つ事です。自分をつくるのに


 よいのは読書です。本の中には色々な人がいますから、手本にすべき人も見つかるでしょう。


 春休みは本を手に取ったらどうでしょう。

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