失敗を恐れる人
上手に物事が出来る人と、出来ない人では、立場が強いのはどちらでしょう?
立場が強いのは出来ない人です。プロ野球選手が三振すると、観客のヤジが飛びます。努力して
選手になった人と、努力しないで観ているだけの人では、確かに文句を言ってるのは何もできない人
なのです。サッカーのゴールを外した選手を笑う人の方が強いでしょうし、何もできないから文句を
言えるのでしょう。失敗するのが怖いから努力するのですが、努力しているプロ野球のトップ選手でも
3割打てれば凄いのですが、7割は失敗しています。努力していない人は、打つのが当たり前と言いますが
努力した人には失敗が普通に思えるのです。確かに大事なところで三振すれば、夜は眠れないでしょうが
恥をかくのは当たり前のことなのです。なぜなら7割は失敗するのですから。上手な世界に行けば、そこには
上手な人しかいません。プロ野球のドラフトにかかるのは、その世界では何十年に一人のはずです。それでも
一軍の試合に出ることもなく去ってゆく選手は多いのです。努力をして上に行っても文句は言われ、すごい人
ばかりに囲まれると投げだしそうになりますが、伸びる人はそこがスタートとしてまた頑張る人です。
「失敗を恐れないで」 努力した人こそ文句を言われ、実力がついているからこそ、厳しい場面に直面するのです。
だからこそ失敗は恐れず、次に踏み出してほしいのです。