出来るだけ
困るとか辛い、苦しいという人たちは小さい時から癖があります。勉強ができるまでやるとか、
試合で勝てるまで練習するのです。そこには予定があり、計画があるのですが上手くいかないと
落ち込んでしまいます。絶対に合格できる学習方法や絶対に勝てる練習などありません。計画通り、
予定通りやるからうまくいくと信じているのは妄想にすぎません。「上手くいくのだったらやります」
とか、「それをやったら意味がありますか?」などの質問がありますが、プロ野球の選手に「ホームラン
の打ち方を教えてください」と尋ねても、答えがあるなら100本ホームランを打てているでしょう。
「できる限り」は時間を決めてやりぬくことです。1000本の素振りが50分で終わっても60分で
あれば、あと10分ふり続けるのです。出来る限りやれば結果が悪くても納得できます。何がどういう風に
役に立つのか、何でうまくいくのかはわからないから、可能なことはやっておくことです。手抜きする人は
出来ることをやらなかった人ですから、困るし辛いし苦しいのです。そんな人は他人の悪口を言います。それ
は他人に期待するからです。結果をグズグズ言わないのは、出来るだけのことはやりましたという人です。