お知らせ

2021.12.11

嶋田聡の今週の一言

拗れる

話が拗(こじ)れる人は、子供っぽいと言えます。仕事上の相談で「僕の〇〇が


 悪いところ」「僕の△△が良いところ」と反省ばかりしています。職場の人間関係で


 悩んでいる時、ある人は「あなたは反省が深くて真面目だから、今の状況を深く


 考えないように」「あなたは悪くない」とアドバイスするかもしれません。相談する


 時、「こうしようと思います」となんとかしようとする覚悟がないと、慰めてもらう


 だけで問題の解決にはなりません。自分でどうにかしようとする覚悟がないと話が


 拗れます。上手くいくかはわからないけれど、ダメだったら次の手を考える、工夫する


 ことです。「からの雑巾から水を一滴しぼりだせ」と言われて、走り回って汗をかいて


 その手で雑巾から水を絞りだした人がいました。①「本当は〇〇したいんですけど」


 ②「本当に△△できません」という人の言葉は両方本当なのでしょう。自己反省も


 しすぎるとよくありません。少し大人になる工夫が必要です。子供っぽさは


 拗れるのですから、甘えを取って幼児性を取り除かないと拗れます。必ず


 上手くいくことはないかもしれませんが、ずるい大人も考えてみてください。

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