2019.9.23
生徒の言葉
玄海に入る前の私は、勉強もせず、運動もせずに家で一人だらだらと過ごすのが日常でした。
そんな時に両親から「福岡にめずらしいフリースクールがあるんだけど、見に行くだけ行かない?」と言われて、フリースクールという言葉はピンときませんでしたが、
本当にやる事がなかったので、体験入寮する事も話し合って、次にの日に体験に行ったら「もう来たの?]と先生方がおどろいて、「そんなに珍しい事なのかな」と少し不思議に思いました。
体験では久しぶりの運動と、久しぶりの勉強をしたので心身ともにきつかったです。
体験の一週間が終わり、入るかどうかの話し合いをする時が来ました。
もちろん、私は家でだらだらする方が楽なので、親を説得しようとしましたが、相手側はもう固まっていたようで空回りで終わりました。
今考えると、この時点で開き直って腹をくくったことが一歩目だったんだなと思います。
入寮した後は流れるように時がたち、その中で色々なことを先輩や同い年、時には後輩からも学べることが非常に多くあり、本当に充実した一年だったから、今までの人生で一番早く過ぎた一年でした。
ときには勉強したり、バカなことをして怒られたり、理不尽なことで怒られたりもしましたが、今となっては不思議なことにどれも大切な思い出です。
午後ティー