お知らせ

2021.11.19

嶋田聡の今週の一言

努力

「努力」は目的、目標があるとき必要だと言われます。嫌われたくないように、


 認められたくて、あるいは褒められたくてやっても、いくら失敗しないようにやっても


 評価は他人のきめることです。評価の基準があったり、答えがあれば良いのですが


 ありませんから、自分が何ともならないことを目指すことになります。子供から認め


 られたくて子育てするわけではありません。学生が監督に褒められたらそのスポーツが


 向いているわけでもなく、叱られても向いていないわけではありません。努力は「自分が


 何々をする」で終わりです。見返りがあるかどうかは他人が決めることで、見返りを求める


 のは努力のはき違えであり,それは邪魔にしかなりません。また、他人のことを評価することは


 偉そうに勘違いしているだけで時間の無駄です。写経や坐禅、ランニングに見返りを求めず、


 大事にすることです。大事に育てられた君たちは、出会った人やことを大事にすることです。


 他人に認められたい、何々をしてほしいという見返りを突き抜けて、自分が一方的に大事にする


 ことです。大事にする力がついたら大人です。

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