従う人と自分で決められる人
困っている、大変なことがある、追い込まれている状況、難しい場面などの
<困、窮、難>の時、誰かの言うことを聞くしかない人と自分で乗り切れる人の
二種類に分けられます。
残念ながら誰かに頼らないといけない人は従うしかありません。
どうにもならなくなると「僕は見捨てられた」と逆恨みします。
このような人達には日常生活において共通点が見られます。
学校や会社で「立派じゃなくて良い」「ダメじゃないから」と言います。
「ダメじゃなきゃいいんでしょ」という言葉を選んでいる人は、誰かに
従って生活します。
困ってない時は「自分で決めます」と言いますが、追い込まれたら見捨てられたと
言います。
「俺は俺で自由に生きていく」と言えるのは、社会と周囲が認めてくれた時です。
だめなところはあります。
ここは立派になろうと磨いてきた。
努力している所があるなら、認めさせる何かがあるなら、周囲は認めるしか
ないのです。
人参もほうれん草もそれぞれいいところ良くない所はあります。
ダメなところはありますが、ダメでいいから何かを磨くことです。
周囲に認めさせる何かを探し、磨き、自分で生きて決められる人間に
なることです。
「世の中にはおれよりダメな奴がいる」とか、「自分なりに頑張っているのに、
周囲は解かってくれない」などは甘えと緩みでしょう。
辛抱は他人の辛さに耐えることです。
世界にはつらい状況の人達がいます。
段ボールの箱を広げ、テレビで見たものを一つずつ抱えてゆくのです。
自分の辛いものは他人に抱えてもらうことです。
これができたらやさしくなれます。