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無功徳(むくどく)

2020/03/26

 無功徳は善行に見返りを求めないことです。六世紀前半、仏教に深く帰依していた

 

 梁の武帝が禅祖 達磨大使を招き、「私は寺を建て、僧を養成した。どんな

 

 功徳が得られますか?」とたずねた。達磨はすぐさま「すべて無功徳」と答えました。

 

 笑顔で挨拶したら、笑顔で返して欲しい。人助けをしたら、お礼の一言くらい欲しい。

 

 つい見返りを求めます。功徳とは善い行いに対する報い。でも功徳を得るために善行を

 

 しても功徳はもたらされません。修行も自分の利益のために行うのではなく、打算や下心を

 

 捨て、無心で行うのが第一です。何の見返りも期待せず当たり前のこととして、人に優しく、

 

 思いやりを持って接することです。席をゆずったり人を助けたりしたとき、お礼の言葉も

 

 返ってこなくていいのです。良いと信じたことを無心に行動に移せる人が本当の大人です。

 

 良いことをして心が安らぐのは、それが人本来のとるべき道だからでしょう。

 

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