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仰げば尊し

2020/03/22

 かっての卒業式では、「仰げば尊し」を歌うのが定番でしたが、歌詞の内容が

 

 時流に合わず、また文語の歌詞が理解できないという理由から、最近の卒業式

 

 ではほとんど歌われなくなりました。だが学び舎を巣立つにあたって、卒業生が

 

 恩師に感謝し、学校生活を振り返るという内容の歌が歌われなくなったのは、

 

 少し寂しさを感じます。その歌詞の一説に「身を立て、名を上げ」とありますが、

 

 儒学の孝経の「身を立て道を行い、名を後世に揚げ、以て父母を顕かにするは孝の

 

 終わりなり」に基づいています。儒学では親孝行の最終目標を、研鑽を積んで

 

 歴史に名を残す偉人になり、さらに「あの優れた方のご両親はきっと素晴らしい

 

 人だったに違いない」と、世間に両親の存在を顕彰することにあるとします。

 

「身体髪膚之を父母に受く、あえて傷つけざるは孝の初めなり」は対句となります。

 

 曽氏が言いました。「死んでいく私の体を見よ、傷一つないだろう。やっと

 

 親孝行が出来たようだ」と、親から預かった体を傷つけず、大事にするのが

 

 親孝行の第一歩だとしています。この考え方から校則の茶髪、ピアス、

 

 タツー禁止が来ています。

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