全寮制のフリースクール玄海は、子どもの自立心を養いながら、勉学に励み成長していくフリースクールです。

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嶋田の今週の一言
大人と小人
2017年04月22日

持って生まれた才能の才は感じとる力であり、能はそれを実行する力です。

 

大人(たいじん)はそれが出てくる度合いが高い人であり、小人(しょうじん)は度合いが

 

低い人といえます。才能を発揮する度合いの高い人は、判断と決断力が速く、説得力が

 

あります。別の言い方によれば、説得力がありそうなことを、そのまま、素直にすぐに

 

やっているのです。感覚的に総合的にやっているので、一生懸命、理屈ぽく考えて動かなく

 

なることはありません。説得力がある挨拶は、明るく元気に「おはようございます」と自然に

 

言うだけです。深く考えてちいさな声でつぶやく挨拶はは説得力がないといえます。

 

-あっさり考えて、きっぱり決めて、さっぱり流すー

 

思いやりをもって遠くから見るよりは、そばに行って「何かお困りのことはないですか?」と

 

声をかけてみることです。思いやりをもっても、話してみないと人はわからないものですから。

 

答えを探して苦しんでいる子がいます。「正解があるなら教えてほしい」と思っているの

 

ですが、正解を探して何もないと不安になります。正解がないと分かると気が楽になります。

 

「これしかない」はきついのですが、「何でもあり」は楽です。

 

「頑張らなくてはいけない」ではなく、「頑張らなくてもいいのに頑張っている」人は

 

人に優しくなれます。 若いのだから素直に軽くサッと動いてみる素軽さを、日常の生活に

 

取り入れることです。        自転車プレゼントの矢吹丈さん 感謝しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

礼儀
2017年03月13日

いつの時代でも社会で生きていくのに、礼儀は大事になってきますが、注意する点は自分と他者

 

が出会うとき、まず五分五分ということです。人間関係の基本は五分五分だからです。

 

相手の意見ばかり聞いてもダメですし、自分の意見ばかり言ってもダメです。両方が譲らなけ

 

れば喧嘩になってしまいます。「礼」は調和ですから、他の人とともに成り立つことです。

 

「儀」は実際に使う言葉や表情、行為、姿を表します。大事なことは自分の意見や態度を小さな

 

場面でも必ず持つことです。次に、相手にも意見や態度をを表明するスペースが必要です。

 

一緒に成り立とうとする気持ちを「やる」ので思いやりとなります。「礼儀正しく」はいつの日

 

からか、相手の表情や態度を見て、自分がどうふるまうかを考えるようになってきました。

 

上品で、言葉使いが良く、形だけこだわる人は慇懃無礼です。立場が上でも下でも五分の責任を

 

果たすには、相手のことを考えて話すこと、聞くことです。体育会系の先輩と後輩の挨拶を

 

礼儀正しいとは言いません。

 

 

名を改める
2017年02月11日

横に伸びる帯の上の線を「頑張っている」とすれば、下の線は「サボっている」と

 

なります。上下に波打っている線は「サボったり、頑張ったりしている」ことになります。

 

帯の意味を考えてほしいのですが、この帯は「今の自分の枠」なのです。

 

今の自分の生活や、やっていることがそのままでなんとかなるのであれば、やった方が良いので

 

しょう。「今の自分ではどうしようもない」「頑張っても無駄」と思ったとき、今の自分の枠で

 

考えそれを基準にしているのです。頑張っているのにうまくいかないのは、今の自分を変えようと

 

しない頑固さにあるのかもしれません。 違う帯で生きていく勇気を持つことです。グズグズ自分

 

を引きずらず、ポーンと変えるのです。自分の過去の残骸が残ってないくらい変わってみること

 

です。大きく変える勇気、大きく変える実行力がある人はうまくいきます。変えてみてダメ

 

だったら、また変えればいいのです。困ったことがあればチャンスです。問題に向き合い

 

一日一日変えてゆく、うまくいかなければ、また切り替えることです。

 

「成長することは変化することです」 「絶望は変化するチャンスです」変わるあなたを

 

周囲の人は必ず称賛するでしょう。昔は大きく変えるときに「改名」したのです。

 

 

 

 

2017年01月28日

心理、感情、人情、気持ち、気分などは大事なことですと、時代が傾いてきましたが、

 

考えなくてはいけないのは,それらは完全に「個人の世界」ということです。「気持ちが分かり

 

合える」という言葉がありますが、中々むつかしいことです。実際の言葉や行動は耳で聞いたり

 

目で見ればわかります。人と接触しているのは実際の言葉と行動の世界です。

 

「ヤル気はあるのに」「親切にしようと思ったのに」思っただけで接触していなければ

 

相手の反応はありません。「人と接触しないと自分のことはわからないのです」

 

人(に)話をする人がいます。一人で部屋の中でネタを考えて完璧に準備しますから、話が

 

一方的で一人相撲になってしまいます。人(と)話をする人は「その日、その時、その場所」

 

で、今しかできない会話をしているのです。相手(と)話をすることで広がりがでてきます。

 

「気持ちをわかってください」ではなく「言葉をわかってください」に変えることです。

 

やる気があっても人には分からないのですから、接触してみることです。絆ができれば相手は

 

必ずあなたの力を引き出してくれるでしょう。

 

 

 

明暗
2017年01月15日

実力は実らせる力であり、大人は大きくする人です。自分と他者が出会ったとき、

 

そのお互いの自分と他者の小さな円が、大きくなったら最高です。接触によって

 

相手を大きくできるのが実力で、そんな人を大人といいます。自分で大きく

 

なった人はいません。みんな誰かのおかげで大きくなっているのです。

 

人が体力や学力を身に着けようとするとき、人に勝つためにだけやると、自分の円だけ

 

大きくなります。人間関係が苦手で「人は関係ない」という人がいますが、

 

「関係ない」ことはないのです。関係は避けられず、関係あることは「しゃーない」こと

 

なのです。出会った時に自分と相手の将来の大きな輪をイメージできるかがポイントです。

 

大きくなるために食べる、寝る、遊ぶのです。将来のために食べる、寝る、遊ぶなのです。

 

将来のためにやるのは明,過去に決着をつけるのは暗。晦日を過ぎ新しい年を迎えるのは

 

暗から明へと移っていくことを表しています。今年が明るい年になりますよう。

 

 

 

 

 

 

自然体
2016年12月10日

自然体は「自ずから、これ然り」です。実力や美しさ、求心力などが含まれますが、それらが

 

自然な言葉や行動として表現される厚みです。あなたが持っている感じる力や、実行する

 

力、即ち才能が実際に言葉に出来たか、実際に行動に出来たかが厚みです。 漢字の山を

 

イメージしてみると、中央が自然体であり、両端が極端となります。極端の片方は力みまく

 

る、頑張る、ONであり、もう片方は怠る,サボる、OFFとなります。力みまくってやるか、疲

 

れてもうやらない状態は 極端から極端へ右往左往しているといえます。友達は優しいか

 

冷たいのいずれかではありません。中央にある自然体は力みもなく、怠ってもいません。実

 

力が発揮できる平常心でいられるのは「ずっと続けていられそう」「どの場面でも出来そう」

 

なときです。小さいときは右や左に傾きます。ずっと続けるためには宿題が出てきます。

 

人それぞれ、年齢によっても違うし、変わってゆくものですから同じではありません。

 

それが成長ですし、大人になることです。何をやるかの答えは人それぞれ無数です。

 

「明日が楽しみ」と思えるには、あなたは今、何をしますか?

 

 

 

 

 

心の発達
2016年12月03日

入寮すると親への依存からの脱却を図ろうとします。親からの自立と親の子離れが

 

子どもの中で新しい秩序を作ります。スクールの生活に慣れてくると気持も落ち着き、

 

新しい仲間を作ろうとします。孤立した状態から仲間との連帯感が生まれてきます。

 

他律的に生きてきた状態から少しずつ自分で考え行動する自立心が芽生えててきます。

 

色々な人に会い、色々な事に出会う事で視野が広がり、頭でっかちの決めつけが少し

 

現実的になってきます。入学して半年を過ぎると、自分の長所や短所を見ることが出来

 

るようになって自分を受け入れるようになります。目標を設定し努力を始めると他者からも

 

認められるようになり、人の世話を焼いたり親の心配をしたりします。後半は自己中心から

 

他者への貢献がテーマになります。人は自分らしくありたいと願うとき「生きている自分」

 

ばかりに目が行き、「生かされている自分」を忘れがちになります。自分はどう生きたい

 

のか、一方で社会のためにどう役立ちたいのかを考えるのが気づきなのでしょう。

 

わずかな時間で心の発達を目指すのは大変ですが、子どもたちの変化はとても速く

 

自分達も変わらないといけないと思います。

上手
2016年11月26日

料理コンテスト1位の人は、料理人であり料理上手と言えるでしょうか?

 

料理コンテスト1位の人がお店を開いたとき、お客さんは必ず喜ぶでしょうか?

 

自分の世界を黄色の丸、それを取りまく人達までを赤色の丸でくくるとき、

 

黄色の丸で1位になれば赤色の丸もうまくいくでしょうか? 1位になる為の知識や

 

技術の習得が必要ではないとは言いませんが、「力をつけるとうまくゆく」は幻想です。

 

どこで生活しても周りの人がいますから、力をつけてゆくとき人と生きてゆくことを

 

忘れないことです。人と一緒に暮らしてゆくことを忘れないことです。

 

「先生 英語が喋れるようになったら外国人と仲良くなれますか?」という質問に、

 

先生は 「君は日本語が喋れるけどクラスのみんなと信頼関係ありますか?」と

 

尋ねました。自分の為か、他者の為かではなく、周りとのバランスが大事なのです。

 

先生になったら生徒に助けてもらいましょう。先輩になったら後輩に助けてもらい

 

ましょう。自分が出来ることを人に頼んで、「おかげで助かったよ」 「ありがとう」と

 

言ってみてください。きっと生き方が上手になります。

 

 

 

 

世のため
2016年11月14日

生まれてきて自分以外の他人は必ずいます。

 

「僕の○○がうまくいかない」とき、○○の中に友人関係、家族関係、部活、仕事など

 

他者を含んでいます。 己を黄色の円で、そのまわりの他者を含む円を赤とするとき、

 

「自分の人生」が幸せ、楽しい、面白いと言っているのは赤い円ですか、黄色い円

 

ですか? 自分だけのカラオケチャンピオンは黄色でしょう。

 

「世のため 人のため」の世とは、今自分に見えている世界であり、見えない社会や

 

世界ではありません。見えている世界の状態、バランスをどうとるか? 自分が見えて

 

いる範囲ぐらいをなんとかするには、良く見えていないといけません。電車の中で本

 

ばかり見ていると、おばあちゃんに席を譲ることに気づきません。「見るのではなく

 

見えている、聞くのではなく聞こえている」が大切です。自分か他人かではありません。

 

両方一緒に「明日が楽しみ」となれると良いのでしょう。

 

見知らぬ自分と出会う
2016年10月29日

普通に生きていても自分の知らない自分と対峙することは多い。ダイエットを決意し空腹

 

になっても間食をしないように意識することは出来ても、空腹になる欲求はコントロール

 

できない。練習するとき、今自分はやる気が出ないからといって、ウォーミングアップを

 

した状態でもやる気が出ていないとは限らない。人間の気分は変わりやすく、状況が

 

違えば違う判断を下すことがある。あれこれ考えている自分とは違う考え方をする

 

からだ。今の自分がずっとそうであるとは限らない。だから練習場までは行ってみる

 

ことである。人間の動作や思考の仕方が属する集団に受けるとよく言われる.何を当た

 

り前にしている集団かということは、個々人の限界値に影響を与える。自分自身を変え

 

ようとするよりも、当たり前を前提とする集団に身を置いた方が案外、簡単に自分が変

 

わっていく。自分で思っているよりも、自分というのははっきりしておらず、環境やポジシ

 

ョンでいくらでも変わっていく。成長する人は、少し高めの環境に身を置き、適応するこ

 

とで自らを成長させていく。自分の知らない自分をコントロールできなくても、周辺の

 

環境はコントロールできる。場所を変え、見方を変え、パターンを変えることで、目指す

 

のに近づくことができる。     為末  大

 

前向き 後ろ向き
2016年10月21日

自分と自分を取りまく他人との関係を考えるとき、誰にでもあわせてゆく人を、人は怪

 

しいと感じます。先生との態度は正しいし、友人との態度も正しい、家族との態度も正しく

 

あろうとすれば、同じ状況が二度とないはずなのに、いつも正しくふるまおうとすることは

 

怪しいことなのです。自分と相手とだけの関係に区切って考えると、両方正しいときは

 

ケンカになります。「自分がどんな状況に生きているのか」は、小さな社会に区切って

 

いると見えなくなります。接する社会のサイズを広げてみることです。その場で、今の

 

状態で、ただしいのが(正しさ)であり、貞(ただ)しさはずっと続けるただしさです。貞しい

 

ことを続けながら、状況にあわせて対応してゆくことです。

 

上手くゆかない、出来ない、失敗したと落ち込む人は、「やれるはず」と思い込んでいます。

 

何もないゼロから誕生した人間は、何もかも初めて経験することばかりです。人間は

 

ゼロスタートで生きているので本来前向きなのです。最初のアルバイトで失敗して落ち

 

込むのはおかしいのです。いつも初めてのことを経験しているのですから、失敗しても

 

コツコツ積み上げてゆけば良いのです。落ち込むのはスタート地点が高いのかもしれ

 

ません。上手くいかない時、何かを変えることです。試合に負けた時、靴の並べ方を

 

変える、挨拶のやり方を変える、道具の片付け方を変える、それが「努力」です。

 

変え続けることです、勝って明るいだけはダメですし、負けて暗いだけなのもダメです。

 

その試合から何が変わったのかが問われます。

 

 

 

 

 

稽古(けいこ)
2016年09月24日

額上(頭で考えること)と額下(目耳鼻舌手)が一致するように近づこうと思うのが

 

志であり、近づいてゆくときに修正、改善をすることを学と言います。論語にある

 

「我十有五にして学を志す」はこのことを言っています。頭で考えたことが、すぐに体が

 

動いて実現することはあり得ません。即ち、額上と額下は一緒ではないことをわかる

 

ことが謙虚であり、それをわからない人は無礼ではないけれど謙虚さがないので

 

横着となります。「宿題をやりなさい」と言われて 「今、やろうと思っていたのに…」と

 

いうのは横着ですが、「伝授」するときのお互いの難しさを理解していません。

 

「僕が困っている」「先輩に言ったの?」 「言わなくてもわかってほしい」「わかりません」

 

伝授は難しいことを前提にしてゆくことです。 ランニングをしているとつらくなります。

 

他人には簡単なことでも、本人には大変苦しく、困難に見えます。「在り方」を定める

 

ことです。きつく、苦しく意味がないところから楽しみを見つけ、それが清々しくなるように

 

変えるものが稽古です。新たに変えるために工夫するのです。トライアスロンを走り

 

ぬいた選手が「辛かった」で終わることなく、もう一歩掘り下げて欲しいのです。

 

苦しい、辛いと思うのは自分。それは問題ではないのですが、その時どう向き合うの

 

かが大事になります。

 

 

 

実学
2016年09月11日

頭で考えたことや思ったことは額上、目、耳、鼻、口、手を動かすのは額下と

 

するとき、額上と額下が一致するものだと思いがちになります。

 

「僕は今日から強い気持ちで生きてゆきます」「僕のことを分かってください」

 

当たり前のことなのですが、考えた通りや思ったとおりになることはありませんし、

 

実際のやり取りなしに他人が考えていることは分からないものです。額上と額下が

 

一到しないのが前提なのです。ですから一致するよう修正、改善を続けて近づけて

 

ゆくことです。うまくいかないとイライラしたりわがままになったりせずに、

 

できないことを前提に、前向きに生きることが謙虚なのです。自分の気持ちを

 

分かってもらえると思いこんだり、相手の考えていることを勝手にきめつけたり

 

しないことです。自分が思ったことを言葉や行動で発するその量が相手が

 

理解する量なのです。おでこから下の世界で生きてみることです。

 

一人前
2016年07月09日

父、母、娘、息子の4人で家事をやっていれば、四人で「一人前」ですから

 

息子は1/4人前と言えます。息子が自分を一人前と勘違いすると、「アルバイトがあるので

 

授業に出られません」と言うでしょうし、家事が出来ない半人前の息子が結婚すると、

 

自分が働く事は出来るが、嫁が働きに出ることはできなくなります。本人だけが一人前と

 

思いこんでいると、周りは半人前として声をかけるので、バカにされたと怒ります。

 

一人前の料理人はウェイターもできます。皿洗いや下ごしらえだけでなく、仕入れや

 

お金の管理、業者との付き合いまで全部できて一人前なのです。一人前の大工は皆で

 

20年で寺を作るかもしれませんが、200年あれば一人で作る力がある人なのです。

 

企業がリストラする時、人数が減っても仕事の量は変わらないので、一人前の人が残ります。

 

家事も仕事も分けた内の一つだけするという人は、残しておきたい人材ではないのです。

 

1/○ではなく時間さへあれば全部出来る人になってほしいのです。

 

夏休みには自分の好きな料理を作ってみるのは面白いですね。

志 こころざし
2016年06月25日

「こういうつもり」で○○をするのが志です。「少年よ 大志を抱け」という言葉を連想しますが、

 

クラーク博士の言葉は「大いなる志」であって、「こころざし」は最初は何でも手のひらサイズ

 

から始めます。「テストで百点とるつもり」「ボクシングで世界チャンピオンになるつもり」でも

 

かまわないのですが、35点以上とったことがないのであれば、「つもり」を変えることです。

 

ある人は隣の人に教えるつもりで授業を聴く事で100点に近づいた人がいます。

 

「つもり」は一人々違うので「どんなつもりでどんなふうになるのか」を自分で自由に

 

決められるので、志を持つと自由になるといえます。なりたいものになるのです。

 

うまくいかなければ修正すればいいのです。そして自分の事が分かっておけば

 

思いもよらない結果は起きません。結果は悪くてもかまいません。力まないで、

 

うすーくてもいいから「心づもり」を手放さないで続けていくことです。ボクシングでパンチを

 

打ったら、戻したグローブを頬にタッチするつもりでいると、ガードは上がり強くなります。

 

毎日の食事を好き嫌いしないつもりでいると健康になりますし、箸を上手に使うつもりでいると

 

上品になります。     あなたはどんなつもりでいますか?

 

 

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